【2020/7/16】だいちさんとペーパーマリオ
ペーパーマリオについて語る
- 1.20年間のあゆみ
- 2.マリオストーリー
- 3.ペーパーマリオRPG
- 4.スーパーペーパーマリオ
- 5.ペーパーマリオ スーパーシール
- 6.ペーパーマリオ カラースプラッシュ
- 7.ペーパーマリオ オリガミキング
- 8.あとがき
1.20年間のあゆみ
マリオシリーズのうちの1シリーズである『ペーパーマリオ』シリーズ。絵本のような世界を舞台にペラペラなマリオたちが大冒険を繰り広げるシリーズです。
今回は最新作『ペーパーマリオ オリガミキング』の発売前に各作品について個人的な意見も交えながら少しだけ語っていきます。
ちなみにクリアした順番は『スーパーペーパーマリオ』『マリオストーリー』『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』『ペーパーマリオ スーパーシール』の順になっています。『ペーパーマリオRPG』はまだプレイしていません。
2.マリオストーリー
今から20年前に発売されたペーパーマリオシリーズ1作目。当初は『スーパーマリオRPG』の続編として作られていたためなのか、タイトルも『ペーパーマリオ』ではありませんでした。
自分が初めてプレイしたのはWiiUのバーチャルコンソール。以前にもYouTubeで実況動画を見ていたりなど全く知らない作品というわけではありませんでしたがプレイはこれが初でした。
数ある『マリオストーリー』の魅力の中でも自分が特に気に入ったのは「仲間との冒険」。いっしょに旅をしているというだけでも心強いし、なによりみんなとってもいいやつなんです。
自分が特に好きな仲間はピンク色のボムへいの女の子「ピンキー」。仲間になってからほとんど連れていたので愛着があります。ピンキーちゃん、かわいいですよね。ちなみにあるイベントをカンペキにこなすとちょっとうれしいごほうびももらえちゃいます。
砦に捕まったボムへいの女の子「ピンキー」
バトルについて。バトルのベースとなる部分はすでにこの時点で確立されており、アクションコマンドや先制攻撃といった要素は後のペーパーマリオシリーズのバトルに継承されています(その後に出たマリルイシリーズでも採用)。それに加えて『マリオストーリー』では仲間の技や7人の星の精の技も使えたため、バトルの幅が広かったようにも感じました。
大まかなストーリーこそ「クッパにさらわれたピーチ姫を助け出す」という王道ストーリーではありますが、その道中が色濃く描かれているのがよかったですね。スーパーマリオ本編でもおなじみのストーリーですが、その冒険活劇がリアルに描かれているというのは魅力的ですね。
受け継がれる伝統「アクションコマンド」
3.ペーパーマリオRPG
大まかなシステムなどを踏襲し、大きくパワーアップした『マリオストーリー』の正統な続編。ストーリーや世界観も他のマリオシリーズとは一味も二味も違ったものとなっており、むしろそれが魅力ということでいまだ根強いファンが多い作品です。
自分はゲームキューブを持っていないためまだプレイできていません。ですが、ゲームキューブを手に入れたら真っ先にやりたいゲームの1つには入っています。
パワーアップした冒険活劇『ペーパーマリオRPG』
プレイしていないとは言えいろいろ気になっていたので実況動画とかは見ていました。やっぱりそれぞれのステージで違った個性を持っているのが素晴らしいですよね。初見は自分で体験したかった(じゃあ見なきゃよかったのでは…?)
個人的に気になっているステージはステージ3。天空都市「ウーロン街」の闘技場を勝ち抜いていくステージ。前までのステージと違ったシステムも魅力的ですが、その裏で「闘技場の闇」をあばくストーリーもまた惹きつけられます。そして、闘技場の闇をあばいた先で待つ感動のラスト。これも必見です。
そのほかのステージも驚きと感動に満ちているらしいので、いつか機会がめぐってきたら思う存分楽しみたいです。
闘技場の謎をあばいていく「ステージ3」
4.スーパーペーパーマリオ
Wiiで発売されたシリーズ3作目『スーパーペーパーマリオ』。この作品ではジャンルが「アクションアドベンチャー」となり、2Dマリオのような「横スクロールアクション」が主体となりました。
「横スクロールアクションが主体」と書きましたが、このゲーム、2D空間と3D空間を行ったり来たりできます!「次元ワザ」と呼ばれるアクションを使えば横スクロールのコースに奥行きが生まれ、隠された道を進むこともできてしまいます。これに関しては文章で説明するのが(語彙力の問題で)難しいのでぜひともプレイして確かめていただきたいです。
2Dから3Dへ!「次元ワザ」
自分が初めてプレイしたペーパーマリオはこれ。純粋な少年の頃はまだ「2Dと3Dを行ったり来たりできるアクションマリオにストーリーが追加された感じなのかな」と思っていました。ただ、途中から絵に描いたようなヲタクが登場したり、ルイージが闇落ちしたり、住民が拉致されて洗脳されていたり、挙句の果てには世界が滅んだりあの世に行ったりと見れば見るほどタダモノじゃありませんね。
そして、ラストシーンはとても感動的なものとなっています。他のマリオシリーズの雰囲気から大きくかけ離れた内容となっていますが。
異質な雰囲気はこのゲームならでは
5.ペーパーマリオ スーパーシール
初の携帯機向けペーパーマリオとなった『ペーパーマリオ スーパーシール』。今回は世界観も作風もシステムもまるごと一新。シールを使ってバトルや謎解きを行う「シールバトルアドベンチャー」になりました。
バトルは一見システムが『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』のようなものに見えますが、攻撃の際には前述のように使い捨てタイプの「シール」を使います。シールにはさまざまな種類があり、複数の敵を連続で踏みつける「つぎつぎジャンプ」や敵1体をハンマーで連続で叩く「ピコピコハンマー」、扇風機や冷蔵庫などのリアルなモノで攻撃する「モノシール」などがあります。これらをうまく使い分けるのがコツ。
リアルなモノで攻撃「モノシール」
ご存知の方も多いと思いますがこのゲーム、賛否が大きく分かれました。ありとあらゆる面でこれまでのペーパーマリオシリーズから路線を変えたこと、これまでのウリだったストーリーが必要最小限(下手したらそれ以下)のものになったこと、オリジナルキャラが1体しかおらず、住民も全員キノピオになったこと、経験値制度が廃止され、バトルをするメリットが大きく減ったことなどが過去作のファンの反感を買ったものと思われます。
その一方で過去作にあまり触れていない人やシリーズ未経験の人などからは極端に酷評されることもあまり多くはなかったりとか。たびたび自分がTwitterツイートしている内容ではありますが、ペーパーマリオシリーズ未プレイだった友人は「面白かった」と言っていましたし。
自分も最初に触れたのが『スーパーペーパーマリオ』で初期の作品に対しての大きな執着心はなかったので不満点はあれど嫌いではないです。むしろこのゲームならではの良さもあって自分は好きです。
もちろん、このゲームならではの良さもあります
6.ペーパーマリオ カラースプラッシュ
WiiUの末期に発売された『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』。システムなどは前作『ペーパーマリオ スーパーシール』を踏襲しつつも、前作の問題点の多くを解消したり様々な新要素を取り入れたりなど完成度に磨きがかかっています。
特筆すべきなのはその世界観。本作ではバラエティに富んだ世界観が魅力的です。オシャレなカフェや熱戦が繰り広げられるコロシアム、怪奇現象の起きるホテルやオモテとウラの世界を行き来する島、煙をあげて走る機関車や森のサーカステントなど枚挙にいとまがありません。
レストランでは美味しい料理をふるまう!
個人的には今回の相棒である「ペンキ―」も推したいです。明るくフレンドリーで、どこかおちゃめなところもあってとてもいいやつなんですね。 でも実はあるとても重要な使命を担っていて、その使命を果たすラストシーンは必見です。
賛否両論あった前作の正統な続編ということもあり、『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』のファンにはオススメし難いところではあります。ただ、中身はけっこう面白いゲームなので前作が好きだったという人はプレイしてみてほしいです。
思い入れとかも含めると個人的に一番推したいペーパーマリオです。
マリオの大切な相棒「ペンキ―」
7.ペーパーマリオ オリガミキング
そして、いよいよ明日『ペーパーマリオ オリガミキング』が発売されます。キノコ王国の住民を「オリガミ」にして征服しようと企む「オリ―王」を食い止めるため、マリオが相棒の「オリビア」、そして道中で出会う仲間たちとともに冒険の旅に出ます。
実はオリ―王の妹。今回の相棒「オリビア」
ステージを回転させる「360°バトル」や届かないところに手が届く「カミの手」など新要素も盛りだくさんみたいです。さまざまな情報が公開されたとはいえ内容はまだまだ未知数。明日が待ち遠しいです。
20年目に、新たな冒険の幕開け…
8.あとがき
この20年間、いろいろなことがありました。マリオシリーズの中でも特に波乱万丈な歴史を持つシリーズだったと思います。最新作『ペーパーマリオ オリガミキング』はどうなるかまだわかりませんが、純粋に楽しめたらいいなと思っています。