だいちさんのブログ

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【2020/4/4】ニンテンドーオールスターは遠くなりにけり(ファイター編)

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この記事は批判的な意見を多く含んでいます

スマブラを純粋に楽しみたい方はブラウザバック推奨です

 

 

 

1.混沌と化したニンテンドーオールスター

 1999年にニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズが発売されて以来、多くの支持を得ている大乱闘スマッシュブラザーズシリーズマリオリンクなど、さまざまな任天堂ゲームのキャラクターがシリーズの垣根を越えて戦う対戦アクションゲームなのですが…。

 やっぱりどんどん混沌と化していっているような気がするのですね。今回はちょっとそこらへんを愚痴る感じになります。自分勝手な発言も多々あると思いますがご了承ください。

 

2.参戦ファイター云々について

他社のキャラクターが出るのがアタリマエでいいのか?

 スマブラシリーズニンテンドー(ニンテンドウ)オールスター」と銘打っており、『DX』までは任天堂の作品の要素オンリーでした。

 しかし、『X』ではセガソニックコナミ「スネーク」が参戦したことで「ニンテンドーオールスター+ゲスト」という形になりました。そこからは他社のゲームキャラクターが増えていき、しまいにはゲストだけで10体以上いるというほどまで肥大化していったのです。

 果たしてこれでよかったのか。もうここまで来ると「ニンテンドーオールスター」とも「ニンテンドーオールスター+ゲスト」とも呼べないのではと思います。かといって7割8割は任天堂キャラクターで占めているので「ゲーム業界オールスター」と言おうにも極端に任天堂に偏りすぎですし。今の状態ははっきり言って混沌と化しているだけなのではないでしょうか。

 懐古厨的で老害的な発言ではあるけどもやっぱり『DX』までの「ニンテンドーオールスター」路線のほうがまだ統率が取れていたようにも感じます。

 

任天堂のキャラクターを何でもかんでも増やせばいいのか?

 だからといって任天堂キャラをとりあえず誰でも出せばいいというわけでもないと思います。各キャラクターはそのシリーズの看板を背負って参戦してくるわけです。なので優先順位というものは考慮すべきだと思います。

 正直『DX』で他のマリオキャラを差し置いて思いっきりマリオシリーズ外伝作品のキャラであるドクターマリオを出したりとか、『X』でメトロイドシリーズおなじみの悪役であるリドリーをボスキャラに回してまで原作でサムスの弱体化時の姿であるゼロスーツサムスを出したりとか、『for』で『ファイアーエムブレム 覚醒』の主人公であるクロムを差し置いてルフレルキナを出したりとか(確かにルフレは「もう一人の主人公」ではあるが)、『SP』の早期購入特典でなぜかパックンフラワーを出したりとかというのは「どうなの?」とは思いました。

 

 

 特に自分はマリオシリーズのファンだからこそドクターマリオパックンフラワーの参戦には疑問を抱いています。他のマリオシリーズからの参戦キャラはマリオシリーズの本編作品で何かしらメインキャラクターとして活躍しています。デイジーロゼッタ&チコだって本編作品でプレイアブルキャラとしての経験がありますし。

 一方でドクターマリオは本編に出たとは言っても『スーパーマリオオデッセイ』のコスチューム程度ですし、同じくコスチュームだったビルダーウェディングはカラーバリエーションなのにドクターだけファイターなのもどうなのかとは思います。これなら「マリオのカラーバリエーションでいいのでは」と思ってしまいます。

 パックンフラワーだって「本編に出ている」とか「登場作品数が多い」とか言ってもただの敵キャラのうちの一種ですし。しかもスポーツやパーティでのプレイアブルキャラとしての経験はノコノコやテレサ、ましてやガボンなどと比べても少ない。嫌いなキャラというわけではないですが、他のマリオキャラと肩を並べてシリーズの代表として参戦するのはやはり違和感があります。

 

 話が少し脱線しましたが、参戦するのであればやはり優先順位の高いキャラが出るべきなんじゃないかなって思います。

 

任天堂キャラは本当にネタ切れなのか?

 たまに見かけるのが任天堂キャラはもう出尽くした」とか言う人。本当にそうなのでしょうか。

 

 例えばGBA・DSで発売されたRPG黄金の太陽シリーズ。『X』時代はまさしく全盛期で、当時2作品出ていましたが両作品ともミリオンを達成しています。現在でも高い売上の要因であった海外を中心に根強いファンから1作目の主人公である「ロビン」の参戦が望まれています。原作で使用していたエナジーなどはファイターとしての個性にもなり得ると思います。

 また、同じくGBA・DSで発売されたアクションゲーム伝説のスタフィーシリーズ。主人公のスタフィースピンアタック系統の技を中心に多彩な技を持っており、スマブラシリーズに参戦してもその個性を遺憾なく発揮できたはずです。『X』以降に発売された5作目以外は海外未発売でしたが、マルスロイが初参戦した『DX』当時のファイアーエムブレムシリーズも海外未発売でしたしそれが理由で参戦できないということはなかったでしょう。

 

 このような参戦相応のキャラクターでもファイターではなくなぜかアシストフィギュアに入れられたのです。レトロキャラ枠として参戦しても申し分ないような謎の村雨城鷹丸ジョイメカファイトスカポン、挙句の果てには任天堂の完全新作として一定数の支持を得た『ARMS』スプリングマに対してもこの扱い。それでいて「任天堂のキャラは出尽くした」はあまりにもおかしくありませんかね。このような有力候補を差し置いて『for』で参戦した新規シリーズのファイターがダックハントとなるとやっぱりやるせない。

 

 アシストフィギュアのキャラクター以外にも「スマブラ向きのキャラのはずなのになぜか出ないキャラ」というのは存在します。その代表格が星のカービィシリーズの「バンダナワドルディ。普通のワドルディこそ(一部作品除き)「敵キャラのうちの1種」に過ぎませんが、このバンダナワドルディは『星のカービィWii』や『タッチ!カービィ スーパーレインボー』、『星のカービィ スターアライズ』でプレイアブルキャラとしてカービィたちと冒険をしたこともあります。それ以外の作品でもサポートキャラとして登場したりするほか、『カービィ バトルデラックス!』ではカービィの相棒として共に戦ったりもしました。

 このように有力候補はまだまだいるのでネタ切れということはないはずです。ただ、なぜ一向に出そうとしないんだろう…。

3.あとがき

 ということで今日はいろいろ愚痴になってしまいましたがスマブラシリーズの気になっているところの一部について今回は語りました。ほかにもまだ言いたいことはありますが別の機会に

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