だいちさんのブログ

しがない任天堂ファンのだいちさんがゲームのことから日常のことまでほぼ毎日語る(はず)

しがない任天堂ファンのだいちさんがゲームのことから日常のことまで気が向いたときに語ります



【2020/8/11】だいちさんとペーパーマリオ(オリキン追加版)

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ペーパーマリオについて語る

 

 

1.20年間のあゆみ

 2020年8月11日で20周年を迎えた『ペーパーマリオ』シリーズ。絵本のような世界を舞台にペラペラなマリオたちが大冒険を繰り広げるシリーズです。

 今回は最新作『ペーパーマリオ オリガミキング』を含むシリーズ全作品について個人的な感想も交えながら少しだけ語っていきます。

 ちなみにクリアした順番はスーパーペーパーマリオマリオストーリー『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』ペーパーマリオ スーパーシール『ペーパーマリオ オリガミキング』の順になっています。ペーパーマリオRPGはまだプレイしていません。

 

2.マリオストーリー

 今から20年前に発売されたペーパーマリオシリーズ1作目。当初はスーパーマリオRPGの続編として作られていたためなのか、タイトルも『ペーパーマリオ』ではありませんでした。

 自分が初めてプレイしたのはWiiUバーチャルコンソール。以前にもYouTubeで実況動画を見ていたりなど全く知らない作品というわけではありませんでしたがプレイはこれが初でした。

 数ある『マリオストーリー』の魅力の中でも自分が特に気に入ったのは「仲間との冒険」。いっしょに旅をしているというだけでも心強いし、なによりみんなとってもいいやつなんです。

 自分が特に好きな仲間はピンク色のボムへいの女の子「ピンキー」。仲間になってからほとんど連れていたので愛着があります。ピンキーちゃん、かわいいですよね。ちなみにあるイベントをカンペキにこなすとちょっとうれしいごほうびももらえちゃいます。

 

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砦に捕まったボムへいの女の子「ピンキー」

 

 バトルについて。バトルのベースとなる部分はすでにこの時点で確立されており、アクションコマンド先制攻撃といった要素は後のペーパーマリオシリーズのバトルに継承されています(その後に出たマリルイシリーズでも採用)。それに加えて『マリオストーリー』では仲間の技7人の星の精の技も使えたため、バトルの幅が広かったようにも感じました。

 大まかなストーリーこそクッパにさらわれたピーチ姫を助け出す」という王道ストーリーではありますが、その道中が色濃く描かれているのがよかったですね。スーパーマリオ本編でもおなじみのストーリーですが、その冒険活劇がリアルに描かれているというのは魅力的ですね。

 

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受け継がれる伝統「アクションコマンド」

 

 

3.ペーパーマリオRPG

 大まかなシステムなどを踏襲し、大きくパワーアップしたマリオストーリー』の正統な続編。ストーリーや世界観も他のマリオシリーズとは一味も二味も違ったものとなっており、むしろそれが魅力ということでいまだ根強いファンが多い作品です。

 自分はゲームキューブを持っていないためまだプレイできていません。ですが、ゲームキューブを手に入れたら真っ先にやりたいゲームの1つには入っています。

 

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パワーアップした冒険活劇『ペーパーマリオRPG

 

 プレイしていないとは言えいろいろ気になっていたので実況動画とかは見ていました。やっぱりそれぞれのステージで違った個性を持っているのが素晴らしいですよね。初見は自分で体験したかった(じゃあ見なきゃよかったのでは…?)

 個人的に気になっているステージはステージ3。天空都市「ウーロン街」の闘技場を勝ち抜いていくステージ。前までのステージと違ったシステムも魅力的ですが、その裏で「闘技場の闇」をあばくストーリーもまた惹きつけられます。そして、闘技場の闇をあばいた先で待つ感動のラスト。これも必見です。

 そのほかのステージも驚きと感動に満ちているらしいので、いつか機会がめぐってきたら思う存分楽しみたいです。

 

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闘技場の謎をあばいていく「ステージ3」

 

ペーパーマリオRPG

ペーパーマリオRPG

  • 発売日: 2004/07/22
  • メディア: Video Game
 

  

4.スーパーペーパーマリオ

 Wiiで発売されたシリーズ3作目スーパーペーパーマリオ。この作品ではジャンルが「アクションアドベンチャーとなり、2Dマリオのような「横スクロールアクション」が主体となりました。

 「横スクロールアクションが主体」と書きましたが、このゲーム、2D空間と3D空間を行ったり来たりできます!「次元ワザ」と呼ばれるアクションを使えば横スクロールのコースに奥行きが生まれ、隠された道を進むこともできてしまいます。これに関しては文章で説明するのが(語彙力の問題で)難しいのでぜひともプレイして確かめていただきたいです。

 

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2Dから3Dへ!「次元ワザ」

 

 自分が初めてプレイしたペーパーマリオはこれ。純粋な少年の頃はまだ「2Dと3Dを行ったり来たりできるアクションマリオにストーリーが追加された感じなのかな」と思っていました。ただ、途中から絵に描いたようなヲタクが登場したり、ルイージが闇落ちしたり、住民が拉致されて洗脳されていたり、挙句の果てには世界が滅んだりあの世に行ったりと見れば見るほどタダモノじゃありませんね。

 そして、ラストシーンはとても感動的なものとなっています。他のマリオシリーズの雰囲気から大きくかけ離れた内容となっていますが。

 

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 異質な雰囲気はこのゲームならでは

 

スーパーペーパーマリオ - Wii

スーパーペーパーマリオ - Wii

  • 発売日: 2007/04/19
  • メディア: Video Game
 

 

5.ペーパーマリオ スーパーシール

 初の携帯機向けペーパーマリオとなったペーパーマリオ スーパーシール。今回は世界観も作風もシステムもまるごと一新。シールを使ってバトルや謎解きを行う「シールバトルアドベンチャーになりました。

 バトルは一見システムが『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』のようなものに見えますが、攻撃の際には前述のように使い捨てタイプの「シール」を使います。シールにはさまざまな種類があり、複数の敵を連続で踏みつける「つぎつぎジャンプ」や敵1体をハンマーで連続で叩く「ピコピコハンマー」、扇風機や冷蔵庫などのリアルなモノで攻撃する「モノシール」などがあります。これらをうまく使い分けるのがコツ。

 

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リアルなモノで攻撃「モノシール」

 

 ご存知の方も多いと思いますがこのゲーム、賛否が大きく分かれました。ありとあらゆる面でこれまでのペーパーマリオシリーズから路線を変えたこと、これまでのウリだったストーリーが必要最小限(下手したらそれ以下)のものになったこと、オリジナルキャラが1体しかおらず、住民も全員キノピオになったこと、経験値制度が廃止され、バトルをするメリットが大きく減ったことなどが過去作のファンの反感を買ったものと思われます。

 その一方で過去作にあまり触れていない人やシリーズ未経験の人などからは極端に酷評されることもあまり多くはなかったりとか。たびたび自分がTwitterツイートしている内容ではありますが、ペーパーマリオシリーズ未プレイだった友人は「面白かった」と言っていましたし。

 自分も最初に触れたのが『スーパーペーパーマリオ』で初期の作品に対しての大きな執着心はなかったので不満点はあれど嫌いではないです。むしろこのゲームならではの良さもあって自分は好きです。

 

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もちろん、このゲームならではの良さもあります

 

ペーパーマリオ スーパーシール - 3DS

ペーパーマリオ スーパーシール - 3DS

  • 発売日: 2012/12/06
  • メディア: Video Game
 
ペーパーマリオ スーパーシール [オンラインコード]

ペーパーマリオ スーパーシール [オンラインコード]

  • 発売日: 2012/12/06
  • メディア: Software Download
 

 

6.ペーパーマリオ カラースプラッシュ

 WiiUの末期に発売された『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』。システムなどは前作ペーパーマリオ スーパーシールを踏襲しつつも、前作の問題点の多くを解消したり様々な新要素を取り入れたりなど完成度に磨きがかかっています。

 特筆すべきなのはその世界観。本作ではバラエティに富んだ世界観が魅力的です。オシャレなカフェ熱戦が繰り広げられるコロシアム怪奇現象の起きるホテルオモテとウラの世界を行き来する島煙をあげて走る機関車森のサーカステントなど枚挙にいとまがありません。

 

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レストランでは美味しい料理をふるまう! 

 

 個人的には今回の相棒である「ペンキ―」も推したいです。明るくフレンドリーで、どこかおちゃめなところもあってとてもいいやつなんですね。 でも実はあるとても重要な使命を担っていて、その使命を果たすラストシーンは必見です。

 賛否両論あった前作の正統な続編ということもあり、『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』のファンにはオススメし難いところではあります。ただ、中身はけっこう面白いゲームなので前作が好きだったという人はプレイしてみてほしいです。

 思い入れとかも含めると個人的に一番推したいペーパーマリオです。

 

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マリオの大切な相棒「ペンキ―」

 

ペーパーマリオ カラースプラッシュ - Wii U

ペーパーマリオ カラースプラッシュ - Wii U

  • 発売日: 2016/10/13
  • メディア: Video Game
 
ペーパーマリオ カラースプラッシュ [オンラインコード]

ペーパーマリオ カラースプラッシュ [オンラインコード]

  • 発売日: 2016/10/12
  • メディア: Software Download
 

 

7.ペーパーマリオ オリガミキング

 シリーズ20周年である2020年に発売されたシリーズ最新作。キノコ王国の住民を「オリガミ」にして征服しようと企む「オリ―王」を食い止めるため、マリオが相棒の「オリビアとともに冒険の旅に出ます。

 今回は大まかに5つのステージが舞台となっています。和風テーマパーク「OEDOランド」やにぎわいを見せる砂漠の町「キノピサンドリア、天空の温泉施設「てんくうスパーランド」などそれぞれ異なる個性を放っています。

 自分のお気に入りのステージはOEDOランド。ガッツリ和風の城下町っぽくなっているのがいいですね。実際に行ってみたいぐらい。

 

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テーマパークと和の融合「OEDOランド」

 

 また、行く先々で出会う仲間も魅力の1つ。ある事情で導火線を無くしたボムへいや古代人の調査をしている「考古学者キノピオ、大海原をともに航海する「キャプテン・ピオ」やシリーズおなじみのカメック」「クッパJr.などが仲間に加わります。ただし、彼らとは冒険の途中で別れることになります。なかでもボムへいとの別れのシーンは必見です。

 そのほか、パズル要素を含んだ「360°バトル」や腕を長く伸ばす「カミの手」といった新要素やバッジを彷彿とさせる「アクセサリー」などの過去作を想起させる要素など新しさと懐かしさが詰まっています。まさに20年の集大成といっても過言ではないでしょう。

 

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仲間とつむぐ笑いあり涙ありの物語

 

ペーパーマリオ オリガミキング -Switch

ペーパーマリオ オリガミキング -Switch

  • 発売日: 2020/07/17
  • メディア: Video Game
 
ペーパーマリオ オリガミキング|オンラインコード版

ペーパーマリオ オリガミキング|オンラインコード版

  • 発売日: 2020/07/16
  • メディア: Software Download
 

 

.あとがき

 この20年間、いろいろなことがありました。マリオシリーズの中でも特に波乱万丈な歴史を持つシリーズだったと思います。

 最新作『ペーパーマリオ オリガミキング』をはじめ、すべてのペーパーマリオ作品を愛する人が増えることを心からいのりたいです。