【2020/7/11】バルーンファイトの歴史(の一部)
ファミコン初期のあのタイトル
- 1.バルーンファイトを振り返る
- 2.バルーンファイト
- 3.VS.バルーンファイト
- 4.バルーンファイトGB
- 5.チンクルのバルーンファイトDS
- 6.バルーントリップ プリーズ
- 7.その他
- 8.あとがき
1.バルーンファイトを振り返る
今日はファミコンで発売された『バルーンファイト』およびその関連作品について少しだけ紹介します。風船で空を飛ぶプレイヤーを操作するゲームです。
2.バルーンファイト
ファミコンで発売された1作目『バルーンファイト』。「1-PLAYER GAME」と「2-PLAYER GAME」と「BALLOON TRIP」の3つのモードが楽しめます。
1-PLAYER GAMEは風船で空を飛ぶ敵を攻撃して落としていくモード。2-PLAYER GAMEはその2人用です。
BALLOON TRIPは雷を避けながら延々と続くコースを飛んでいくモード。風船を割るごとにスコアが加算されていきます。
NintendoSwitchでも『ファミリーコンピュータ NintendoSwitchOnline』でプレイ可能です。
迫りくる敵を倒す「1-PLAYER MODE」
スコアアタックモード「BALLOON TRIP」
3.VS.バルーンファイト
実はファミコン版よりも先に発売されていたアーケード版『VS.バルーンファイト』。基本的なルールはファミコン版と同じですが、アーケード版は画面が縦にスクロールします。なお、「BALLOON TRIP」モードは収録されていません。
上にもいける!アーケード版『VS.バルーンファイト』
4.バルーンファイトGB
2000年に日本国内でニンテンドウパワー書き換え専用タイトルとして発売された『バルーンファイトGB』。海外で発売された『Balloon Kid』にセーブ機能などが追加された作品となっています。
このゲームの主人公は「アリス」という名前の女の子。風に飛ばされた弟の「ジム」を助けるために旅に出ます。
ゲーム自体はファミコン版の「BALLOON TRIP」がベースとなったステージクリア式横スクロールアクションゲームとなっています。また、ファミコン版BALLOON TRIPと同じルールの「バルーントリップ」モードも楽しむことができます。
弟たずねて風船の旅『バルーンファイトGB』
ちなみにこちらがアリスちゃん。かわいい
5.チンクルのバルーンファイトDS
ゼルダシリーズの名物キャラ「チンクル」が主人公のゲーム『チンクルのバルーンファイトDS』。基本的にファミコン版の『バルーンファイト』とルールは同じですが、ニンテンドーDSの上下2画面を使ったバトルや4人同時プレイなどの追加要素も用意されています。
かつてあったポイント交換サービス「クラブニンテンドー」のプラチナ会員のみに配布された作品であるため、現在は入手困難となっているのが惜しいところ。
6.バルーントリップ プリーズ
WiiUの『Nintendo Land』に収録されたアトラクションの1つ「バルーントリップ プリーズ」。主人公は「Mii」。
ベースは「バルーントリップ」ですが、ゲームボーイ版のようなステージクリア式になっています。また、操作もボタンではなく「WiiU GamePad」を使ったスライド操作。
紹介映像より。スライド操作で空の旅
7.その他
この他にもさまざまな任天堂タイトルに『バルーンファイト』のネタが入っています。『どうぶつの森 e+』ではそのまま収録されたり、『メイドインワリオ』シリーズではサブゲームの題材になっていたりなど…。
『おどるメイドインワリオ』の「バルーントリップ」は奥へ進む!
8.あとがき
ファミコン初期を代表するゲームの1つ『バルーンファイト』。このようにファミコンのみならず、さまざまなハードで何かしらの展開がされています。